〜代表者の考え〜

 当社は建築に関する金属の設計を専門に行っています。
一般的に金属といわれてピンと来る方は少ないかと思います。私共としましても一言で説明するには難しいのですが、
簡潔に言うなら、建築物に付属している金属(スチール、ステンレス、アルミ、銅、真鍮etc)で作られた物全てです。
製品でいえば、サッシ、カーテンウォール、笠木、鉄骨階段、ルーバー、金属家具etc・・・数えればきりがありません。
これらの製品を個人から企業にいたるまでデザイン、設計、製作、施工、全てのご相談に答えられる、
ニッチな専門設計事務所です。

 金属とは一見硬くて強く、丈夫な物に思われがちですが、使い方を間違えればすぐに錆びたり
強い力を加えれば簡単に壊れてしまうものです。
また、磨けば光り、叩けば曇る、なんとも表情豊かな愛すべき素材だと思っています。
これらの素材の長所を引き出し、製品にする為に一番大切なのは、その素材の限界を知ることだと思っています。
その限界とは強さ(強度)です。
 昨今人々の間では、贅肉のないスリムなボディが好まれるといった風潮にあるように思われます。
そのために多くの人々がダイエットにはげみ、結果、体調を崩し、取り返しのつかない事になってしまうケースもあります。
建築に関連した金属にも同じことが言えると思います。
「金属だからもっと細くしても大丈夫」だとか、「小さくしてもok」などと思っていたら痛い目にあうのは避けられないでしょう。

 金属の設計において特に建築金物といわれる分野においては、現在でも年輩者による経験値を重視する企業が少なくありません。
それが悪いことだとは思えないし、それにより助けられた事も多くありますが、
現在の建築において過去の技術に準して設計を進めるには、限界があるように思います。
大きな都市にある建築物を一見しても分かるように、「どうしてこんな細い物で壊れないのか」と思えるものが多数あります。
これらは全てその素材の限界を見極めた人々による傑作なのだと思います。私達もそういった建築物を作る担い手でありたいと
日々思いながら業務しております。

 金属に関する?が生まれたらどんな小さなことでも私共にご相談下さい。
ご一緒に素敵な物を作ってゆきたいと思っております。

                                                          代表取締役  鈴木 隆二